高血圧の食事療法

高血圧は代表的な生活習慣病のひとつです。だから食生活を改善することが、非常にたいせつ。正しい食事で予防・抑止を果たしましょう。



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高血圧の食事療法

げん(減のさんずい偏が石の漢字)性のニンジンやヒジキで血液をきれいに


漢方の考え方からみると「酸性×陰性」の食物を好むひとに高血圧症が多いといいます。酸性食品はイオウやリン、塩素を多く含む肉類や砂糖、穀物など。酸性食品には血液を汚す作用が認められています。


陰性食品は、大根を例にとると地表に出ている葉の部分が陰性、地中にもぐっている根が陽性となり、陰性には身体を冷やす作用、陽性には身体を温める作用があります。陰性エネルギーの性質は中心部から外に出ようとする遠心エネルギーのため、血管の肉厚の内壁と外壁に向かって肉厚部を厚くふやけさせます。そのエネルギー作用によって血管の内径が狭くなることから、血流がさらにわるくなっていくのです。


こうなると血液は全身の細胞維持のため、細くなった血管に大量の血を送らなければなりません。この状態が本態高血圧なのです。血液をきれいにし、血管を太くじょうぶにするために、漢方では「げん性×陽性」の食事を提案。


まず陰性×酸性の甘いもの、乳製品、めん類など、また陽性×酸性の肉や魚などを摂らないようにします。そして野菜やキノコなどの陰性×げん性食品、根菜や海藻などの陽性×げん性食品で、血中の酸性を中和させるというものです。


最終的には玄米を主食とし、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ヒジキやフノリといった陽性×げん性の食生活に移行していきましょう。


高血圧の食事療法