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夏から冬に推薦したい、高血圧・改善メニュー
夏はただでさえ食欲がにぶり、汗をかくことから塩分もつい摂取しがちです。その改善には肝臓をはじめ内臓の働きを健全化させる“しじみ”や“どじょう”がひと働きしてくれますよ。
「夏の朝ご飯＝玄米ごはん・たたききゅうり・しじみ汁」なんていう超シンプルな粗食が、いちばんなんです。秋はカリウムが豊富な、旬のキノコをたくさんつかってください。「秋の朝ご飯＝玄米ごはん・小松菜のおひたし・なめこと豆腐のみそ汁」、「秋の晩ご飯＝玄米ご飯・さんまの塩焼きダイコンおろし添え・キノコと黄菊とクルミのあえもの」。
キノコのほかにもサトイモやサツマイモ、レンコンなど根菜がおいしくなる季節です。これら陽性の野菜は高血圧に非常によい効果をもたらしますから、煮物やみそ汁の実にしてどんどん食べてくださいね。
冬は玄米ご飯と温かい汁ものを上手に組み合わせて、毎日の献立を考えてみましょう。「冬の朝食＝玄米あずきご飯・ダイコンと油揚げのみそ汁」、「冬の晩ご飯＝玄米ご飯・カキと焼き豆腐、春菊の土手鍋・きんぴらごぼう」など、ほんの一例ですが、身も心も温まるおみそ汁や鍋物で効果的に最適食材をとることがポイント。血圧を下げるには、とにかく血液サラサラを実現する食習慣が基本です。
高血圧の食事療法